招待講演

INVITED TALK

講師:澤田智洋

プロフィール:1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告代理店入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』等のコピーを手掛けながら、多岐に渡るビジネスをプロデュースしている。世界ゆるスポーツ協会代表。一人を起点にプロダクトを開発する「041」プロデューサー。義足女性のファッションショー「切断ヴィーナスショー」プロデューサー。高知県の「高知家」コンセプター。

学位:慶應大学経済学部卒

経歴
電通入社 (2004)
世界ゆるスポーツ協会設立 (2015)

 

講師:三浦麻子
題目:人を対象とした行動学研究における再現性問題
概要:ありとあらゆる科学(を標榜する学問)にとって,ある知見が信頼に足るものかどうかを確認するもっとも有力な手段は,一度得られた実験結果についてそれが再現できるかどうかを検証することである.こうした科学の再現性問題は,2014年初頭以来世間を騒がせていた「STAP細胞問題」によって,決して望ましい形だったとは言えないが,一般にも広く知られることとなった.心理学においても,これと同じ時期に,研究の信頼性の著しい低下につながるような,あるいはそれを疑わせるような出来事が相次いで起きたが,その原因の少なからぬ部分は,研究者たちが再現性検証の試みを軽視してきたことにあるとされた.本講演では,心理学のような人を対象とした行動学研究において,研究プロセスそのものに内在するものも含めた再現性を低からしめる問題としてどんなものがあるかを述べ,それらを解消するために現に行われている取り組みについて紹介する.

プロフィール:社会心理学者.コミュニケーションやインタラクションが新しい「何か」を生み出すメカニズムを解明することに関心を持ち,そのアウトプットとしての意思決定や創造性,ないしはそのプロセスにおける感情表出や対人ネットワークなどのあり方について,特にインターネットを介したオンライン場面に注目した検討を多く手がけている.また,情報学や工学,政治学や経営学など,異分野とのコラボレーションにも長年にわたり積極的にかかわり,研究活動を自分自身の研究関心の実践の場ともしている.2018年4月からは,こうしたコラボレーションの新しい形として,大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻数理科学領域にも教員(クロスアポイントメント)として在職している.

学位:博士(人間科学) 大阪大学 2002年

経歴
大阪大学人間科学部卒 (1992)
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退 (1995)
大阪大学人間科学部助手 (1995~2004)
神戸学院大学人文学部人間心理学科助教授・准教授 (2004~2009)
関西学院大学文学部総合心理科学科教授 (2009~)
大阪大学大学院基礎工学研究科特任教授(常勤, 2018~)